小学生が厚沢部町に提案 |
題して「まち予算プロジェクト」。
役場各部署が総出で対応に追われた。
教育委員会では、図書館、体育館、博物館、青少年・高齢者教育がターゲットに。
すでに1月24日に第1回の提案が行われ、ヒヤリングを行い、昨日(2/27)の第2回提案となった。
総務課長じきじきの対応。
議会答弁並みかそれ以上に真剣に受け答えしていた。
郷土資料館に対しては、1回目の提案では、
「他の町にもあるような物を展示せず、厚沢部独特の展示をすること」という趣旨の要望であった。
至極まっとうで、耳に痛い提案。
小学校6年生ともなると、本質的な理解力、判断力は、大人とあまり変わらないと感じた。
第1回の提案にケチをつけたはずはないのだけれど、「直してきました」と第2回の提案が行われた。
多少趣旨が変わっている。
まあ、いいか。
今度は、
・「点字」による展示解説をつけること
・資料展示を町民のアンケートによって実施すること
の2点の提案
「点字」はさておき、資料展示を町民アンケートをもとに実施するというのは、ひょっとして使えないか。
有志を収蔵庫に案内して、展示を企画してもらうというのはどうだろう。
すでに、町内の文化祭では、館地区、鶉地区では住民の方々が企画して民俗資料の展示を行っている。
できないことはないのだ。
発想を変えて、文化祭に学芸員が積極的に関わるというのも面白そうだが、自主性という点では今のスタイルを維持したいとも思う。