QGISプラグイン「Qgis2threejs」を使う |
簡単に3D表現ができるプラグイン。
3D表現は、「カシミール」のお家芸ともいえますが、QGISでも簡単にできるようになりました。
DEMデータを用意する
ここではOpenStreetMapを背景図として使用します。
しかし、Qgis2threejsはDEMデータを必要としますので、DEMデータも別レイヤーで呼び出しておきます。
ここでは、基盤地図情報数値標高モデル10mメッシュを使用しました。
透過率を100%にしていますので、地図上には表示されません。
*背景地図はOpenStreetMapを使用しました。
(c OpenStreetMap contributors , CC BY-SA2.0)
設定項目
「Exetent」は描画領域を指定します。
デフォルトでは、表示領域が指定されるようです。
「Size」は画像サイズです。
デフォルトは小さめ。
「DEM layer」では3D描画するDEMデータを呼び出したレイヤを指定します。
「Resanpling resolution」は、俯瞰の角度を指定するようです。
とりあえずはデフォルトの「Automatic」を指定しました。
「Output HTML filename」は、出図されるファイルを指定します。
HTMLファイルが生成されます。
ここでは「厚沢部」という日本語ファイル名を指定しましたが、これではエラーが出ます。
マルチバイト文字はトラブルのもとなので、ファイル名は英語表記で。
描画結果
デフォルトの描画はこんな感じ。
南側から見たところ。
マウスでドラッグするとくるくる回せます。
西から見たところ。
こんなアングルも。