土橋自然観察教育林観察会「スノートレッキングに挑戦」 |
先週まで全く雪がなく、ただのうすら寒い観察会になりそうだったが、直前の数日間で大雪に恵まれ、見事なスノートレッキング日和となった。
世間では飛行機が飛ばなかったりしてひどい目にあった方も多かったようだが、こちらは大雪の恩恵を受けた。
この季節、道南では堅雪になっているのが普通で、例え積雪が充分でもスノーシューはいらない状況なのだが、今回は数日間で降り積もった新雪のおかげで、スノーシューを使うのにふさわしいコンディション。
当日は直前まで吹雪いており、一時は中止も考えたほど。
参加者は雪の降りしきる中、スノーシューを着用。
幸い、出発直前には雪がやみ、後半には青空も広がりだした。
見本林ではヒノキの仲間(ヒバ、サワラ、ヒノキ)の同定方法を学ぶ。
慣れないスノーシューで転倒する参加者もいたが、転んでも全然痛くないので、子どもたちは気軽にぱたぱたと転ぶ。
スノーシューの転倒パターンは二つ。
スノーシュー同士が重なる場合と、アイゼンを引っかける場合。
冬の昆虫の解説。
沢筋でユスリカというカの仲間をみつけた。
沢筋をくだって、
「小沼」とよばれる湿原まで行って引き返す。
後半は天気も良く、気温も上がってきたので、汗をかいた。
短い距離だったけれど、意外に良い運動になった。