第14回新春町内鹿子舞交流会 |
厚沢部町内の鹿子舞、獅子舞が一同に会して公演する。
今年の出演は3団体。
土橋(富栄)鹿子舞、当路鹿子舞、美和権現獅子舞。
例年出演している上俄虫(上里)鹿子舞は、主要メンバーの都合がつかず欠場。
小さな集落なので、一人二人欠けても上演は難しくなる。
美和権現獅子舞は、他の鹿子舞とは系統を異にする芸能だが、どちらの鹿子舞も山を生業の舞台とする人々によって持ち込まれ、受け継がれてきたことに変わりはない。
厚沢部町はいまでこそ、農業の町として知られているが、本格的な農業が行われるようになるのは明治30年代以降のことである。
このことは、以前、「明治20年頃の厚沢部の農業」で書いたとおり。
http://assabu.exblog.jp/7094613/
それ以前(明治20年以前)の厚沢部の住人は「山の民」と呼んでよいだろう。
今年から、美和権現獅子舞が厚沢部町鹿子舞交流協議会に正式加盟した。
昨年、特別出演としての参加だったが、今回は正式加盟となってから初出演となる。
当日は、TVの取材もあるとのこと。
厚沢部町をPRする良い機会。