富士フイルムT-64生産中止 |
去年(2010年)の6月頃のことだ。
T-64はタングステンライト用リバーサルフィルムだ。
低感度、微粒子で、安心して遺物撮影に使用できたありがたいフィルムだ。
T-64は、昨年2月にシートフィルムが生産中止となり、つづいて120サイズ(いわゆるブローニ)が生産中止となった。
2011年1月26日現在、135サイズ(35mm)はかろうじて生産継続されているようだ。
今年は、発掘調査が2期に分かれたため、前半と後半の2回整理作業を行った。
そのため、写真撮影も2回に分かれ、在庫していたT-64を前半の撮影で使いきり、後半はデイライト用フィルムのPROVIA100Fを使用することとなった。
<1本だけ余してしまった最後のT-64>
お世話になりました。
フラッドランプも通常のタングステンライトからデイライト用のライトに交換したので、予定外の出費となってしまった。
<デイライト用フラッドランプ)
デイライト用のフラッドランプは定格寿命が10時間しかない。
通常のタングステンライトの10分の1だ。
タングステンライトは1シーズン通して使用できたのに、ほぼ1日で使いきりとなる。